というわけで、コロナ前以来の海外旅行のまとめ。

1.服装・荷物
わかっていたこととはいえ温かい、っていうか暑い!(w
二日目の恒春の日中最高気温は27度、
そして、さらに南へ半袖でサイクリング40km、腕が軽く日焼けしてました。
ちょっと小雨にも降られましたがすぐ乾くし(^^;
全然気にならない程度。

前回は日本出国前に着ていた上着の扱いに困ったので、
今回はワークマンでパッカブルのジャケットを購入して着て行き、
現地では収納してお土産の緩衝材にしてました。

夜は高雄で過ごしていますが、半袖ででも全然OKでした。

バックパックは前回同様26lのものを持って行きました。





2.言葉
4回目ですが、言葉は相変わらず全然わかりません(^^;;;
高雄はともかく恒春はおそらくほとんど(日本人含む)外国人を見かけず、
Giantの自転車屋にロード乗りのドイツ人?がいたのを見かけたくらいで
日本語はもちろん、(カタコトの)英語もちょっと厳しかった感じ。

でも、このコロナ禍で実はすごくレベルが上がったと思ったのはスマホの翻訳アプリ、
今回は大活躍してくれました。

見た目がそれほど変わらないせいか普通に現地の言葉で話しかけられますが、
ホテルとか個人の飲食店とかだと話を聞いてくれようとする優しさもあるので大丈夫です。
ただ、コンビニとか駅とか人が多く忙しないところでは
割と冷たくあしらわれることもあります。

3.交通
今回はMRT(地下鉄)・フェリー・バス・レンタサイクル・タクシーと
いろいろ駆使することになりました。
なかでもレンタサイクルとタクシーは海外では初だったのでちょっと不安もありました。

レンタサイクルは最近クロスバイクを趣味にしているところもあり、
なんとか台湾最南端に挑戦しようと事前にある程度調べて行きました。
台湾はYoubikeというレンタサイクルがとても普及していて、
どうやら恒春でも使えるらしいとわかったのでそれを利用することも考えましたが、
Googleのクチコミで恒春のGiantの自転車屋がクロスバイクを貸してくれると知り、
そちらにしました。
Giantの自転車屋と言っても、
日本のBridgestoneの看板を掲げた町の自転車屋みたいな感じで、
店のにーちゃんとお互い翻訳アプリやカタコトの英語でなんとかなりました。

タクシーは出発が早朝でMRTもバスもなかったのでホテルで呼んでもらいました。
残念ながらiPassカードは使えませんでしたが、
早朝(深夜?)で空港まで約10kmで415元、
今のレートでも2000円切るくらいなのでバスやMRTより高いけど、
日本のタクシーの半額以下くらいですかね。

MRT・フェリー・バスはiPassカードが使える上に電子決済だと割引が結構あります。

何より、今回は5000元のiPassカードが当たったのが大きかったです。


台湾観光局が2025年6月までやっているキャンペーンらしいので
必ず当たるわけではありませんが損することもないので、これは利用すべきです。
悠遊カード・iPassカード・iCashの3つから選べますが、
有効期限は90日間で、
初回分の限定カードは2023/12/31までと書かれてますが、これもそうなのかな?

正直、日本の交通系ICカードほど使える店は多くありませんし、
台湾は交通費が安いので二泊三日では使いきれません(^^;
自分も駅のコンビニでお土産を買ってある程度消費しましたが、
それでも3000元以上残ってしまいました。
まあ、それでもだいぶ助かりましたけどね。

3.通信
今回は、SIMフリーのiPhone SEが一台手元にあったのでそれを持って行き
中華電信のプリペイドSIMを利用しました。

今回は日本でkkdayを利用して事前に手配して、
バウチャーチケットを持っていく形にしました。

4Gで三日間データ通信使い放題、通話可能で1300円くらいでかなりお得ですし、
空港の中華電信のカウンターでバウチャーチケットを渡すだけでいいのでとても楽でした。

4.費用
往復航空券(日本‐台湾)+ホテル(2泊)・・・ 約90,000円
自宅関空往復  JR ・・・ 約2,800円
現地使用現金 ・・・ 8,000円

■旅費計:約100,800円

コロナ前と比べても航空券が少し高めだったんですが、
iPassカード当選のおかげで結果的には少し費用を抑えられました。

以前と比べてもさらに台湾ドル高だったんですが、
それでも交通機関や飲食代は日本よりもまだ安く、
正直、タクシーを使わなければもっと安く済んでいたレベルです。

5.感想
今回は高雄・恒春を楽しみました。
高雄は駅近に電気街があることもありますが、
駅構内がやけに・・・サブカル化していてちょっとびっくりしました。(^^;
飛行機の都合、時間が少しタイトになりましたが、
前回見た旗津島の夕日が忘れられず、絶対に外すわけにはいかなかったので、
到着後は日没時間をチェックしながら慌てて旗津島へ向かいました。

恒春は大きな街ではありませんが城門と城壁に囲まれた街で、
台北や高雄のような都市にはない、自分が見たかった台湾の景色だと思いました。
城門の上を歩いたときはテンション上がったなー。(^^
台湾最南端へのサイクリングも楽しかったし、
お土産屋さんとのやりとりも面白くて、海外旅行の良さを思い出させてくれました。
コロナ後初海外にここを選んで大正解です。

あと、帰国してさっそく「海角七号」のBDを買って観てみました。

海角七号/君想う、国境の南[Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: マクザム
  • 発売日: 2013/10/25
  • メディア: Blu-ray


普通観た後に聖地巡礼だと思うんですけど、
行った後だからこそ雰囲気がわかる楽しさがありました。
町興しにイベントをやる、みたいな映画のノリに近いんですが、
それが日本統治時代の話を交えることで深みが出ましたかね。
読み上げられる手紙の言葉が素晴らしく、
それに繋がる音楽も、そして最後も、とても良かったです。
行って、観て、本当によかったよ。


問題はやっぱり台北に比べて高雄への飛行機が少ないこと。
ほぼ台湾の人で日本人は私以外にほとんど乗っていなかったので仕方ないですが、
エバーだと帰りが早朝になってしまうのでちょっと時間が足りなかったですね。

今回、現地では総統選の選挙活動をやっていたけど、
これからもまた行きたくなるような素敵な台湾であり続けて欲しいなぁ・・・