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会議は踊る。 [映画]

せっかくの平日休みなので、
前に小説で読んだ『清須会議』の映画を観に行きました。
11/9公開したばかりなので、まだ土日祝だと人が多いんですよねぇ…

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歴史ものなせいか、劇場内は平日の日中なせいか、わりと高齢者が多い感じ。
で、観た感想ですが、普通に面白いです。

随所にクスクスな笑いを挟みつつ話がテンポよく進む、
良くも悪くも三谷幸喜の喜劇だと思いました。
でも、小説のを読んだ時ほどのインパクトがちょっとなかったかなぁ・・・
小説のほうは独白形式で新鮮だったんだけど、
映画のほうはそういう感じじゃなかったです。

話の内容としては小説と大筋は同じ、
信長の後継者を決める清須会議を面白おかしく描いた話です。
柴田勝家と羽柴秀吉が会議の中心で、
各登場人物の個性や笑いを交えつつ話が進みますが、
会議の進行自体は丹羽長秀の苦悩から始まって、
長秀の決断で終わってるので、
彼だけシリアスを貫いてます。

小説とは微妙に展開が違うので、
読んでいても楽しめる内容にはなっていると思います。
イノシシ狩りのエピソードなんかは旗取り競争に変わっちゃってますね。
イノシシの独白は結構好きだったんで残念ですが(^^;
より信雄のダメ具合が表現されてて、これはこれで笑えました。

で、普段は個人的に大泉洋と剛力彩芽は正直好きじゃないんですが、
大泉の演じる秀吉、剛力の演じる松姫は良かったと思います。
特に剛力は・・・変にゴリ押しでヒロインとか張らせてるから嫌になるけど(^^;
こういう役は有り、最後の方の表情はなかなか怖さが出ていてよかったし。

逆にどうかなぁ、と思ったのは、鈴木京香のお市の方。
演技とかの問題じゃなく、
勝家も秀吉も振り回すにしてはちょっとその・・・歳を感じたかなぁ。
メイクのせいもあったんだけれど、もう何年か前なら・・・と思ったり。


歴史ものとしては異色ですが小難しく考えずに笑えるので、
歴史好きじゃなくても楽しめる映画じゃないでしょうか。
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