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パリは燃えているか? [映画]

まさかこの現代にオデッサ作戦の地(ウクライナのオデーサ)を、
戦争の中心として耳にすることになるとは思わんかったよね。

というわけで、
機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島
を観に行ってみました。



なんかAmazonで劇場先行販売版のBlu-ray売ってたりもするんですが、
劇場先行販売しているとはいえ公開中に
Blu-ray版販売ってどうかと思うのであえて主題歌の方のリンク。(^^;

物語は、1stガンダムの第十五話「ククルス・ドアンの島」をベースに
再構成して映画化されたものです。
地球に降りたホワイトベースが途中で立ち寄ったアレグランサ島、
そこで暮らすククルス・ドアンという元ジオン軍パイロットと彼が育てる孤児たちが、
アムロと出会うお話。

時系列としてはTV版とちょっと変わっていて、
TV版での島は日本の離島と言われていたけど、
今回はアフリカ大陸の沖合に浮かぶ実在のアレグランサ島が舞台になっています。
こんな島あんのかよ、と観た後にググってみたけど、
なんていうか、そのまんまで存在してました。(w

で、TV版でいたはずのリュウが既にいなくなっていてスレッガーが参加しています。
物語の大枠にはあまり関係がない話なのでその辺りはあまり気にはならないし、
まぁ、リュウよりスレッガーの方が話としては面白いですしね(^^;

ネタバレになるので中身についてはあまり書けませんが、
結果は変わらないけれどその間の物語はかなり膨らんでいて、
レビルやマ・クベも出てくるし、サザンクロス隊という敵役も出てきます。

ガンダムはそもそも戦争を描いた話ですが、
ククルス・ドアンの話自体が戦争・兵器への否定を描いたものなので、
そのテーマで描き直すとしたら妥当な選択ですね。

映像も綺麗で、MSもカッコよくなってますし、
頑なに1stの話が絶対、という人でなければ楽しめると思います。

つか、この歳になるとなんだか、
ブライトさんの気苦労が一番心に伝わってきます。(w
まぁ、ブライトさんはこの頃20歳くらいのはずだから、
ちょっと年齢設定に無理があるよなぁ・・・とも思いますが。(^^;

ただ、15歳のアムロの中の人はもう70歳が見えてきているお歳、
(カイの中の人はもうちょい上ですし、他の人はほとんど変わってますが)
それでこれはすごいなぁ・・・と思う反面、
この声のガンダムをいつまで観ることができるんだろう?とちょっと寂しくもなりますね。
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メスゴリラ。 [映画]

好きなシリーズなので気になってはいたんですが、
Netflixは契約していないので観てなかったんですよね。

というわけで、
攻殻機動隊 SAC_2045 持続可能戦争を観に行ってみました。
Scan2021-11-14_105248.jpg
Netflixで公開された攻殻機動隊 SAC_2045を映画版に編集し直したものです。
Netflixを観ていないので自分は初見ですが、CGアニメによる攻殻機動隊の続編です。

持続可能戦争とか全世界同時デフォルトとかポストヒューマンとか、
随分思い切った舵の切り方をしたなぁ・・・と思います。

冒頭はノリノリで戦争しているみたいで???となりますが、
実際は経済を回すために計画された持続可能戦争で、
自分は、SDGsに対する皮肉かなぁ・・・とか思いながら観てました。

ただ、話が進むに従って舞台は国内へ、
再び9課の面々が集まって事件の解決に挑んでいきます。

新メンバーの江崎プリンは・・・ちょっとカラーが違うかなぁと思ったり。
確かに攻殻に足りない要素ではあるけれど・・・

以前のSACをイメージして観るとかなり違和感があるかもしれません。
違う作品として観れば、これはこれで楽しめるとは思います。

興味深い点で言うと総理大臣、
S.A.Cは日本人男性の総理大臣だったのが、
2nd GIG・S.S.S. で茅葺総理で初の女性総理大臣、
そして今度は・・・(元)アメリカ人です。(^^;

まぁS.S.S.が2034年くらいで11年経っていることを考えると
総理が代わっているのはわかりますが、
茅葺政権末期はどうなってこうなったか、どこかで描いて欲しいもんです。

あと、気になったのは、荒巻課長の声がちょっと違う?と思ったシーンがあり、
調べてみるとどうやら二人で演じているらしい。
っていうか課長の中の人、もう90歳過ぎてるし、
奥さんもご同業で有名な方ですが最近亡くなられたようなので、
色々大変なのかな・・・と。

そう言えば、ルパン三世も新シリーズが始まって次元大介の中の人が変わりましたが、
あちらも元の方は88歳、でもそのくらいまで現役で仕事ができるって、
考えてみると凄いことなんだなぁ・・・と最近つくづく思います。


でも、あの声での「我々の間にチームプレイなどという都合のよい言い訳は存在せん」
は本当に名言で、最高なんですよねぇ・・・
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無知は我々の武器。 [映画]

今度はBlu-rayで映画です。

TENET テネット [Blu-ray]

TENET テネット [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
  • 発売日: 2021/08/18
  • メディア: Blu-ray


映画館へ観に行くかどうか迷ってたんですよね。
ただ、当時は今よりコロナが得体の知れないものだったし、
観た人の感想を読むと初見ではわかりにくい、という感想が多かったし、
これはBlu-rayになってからゆっくり見よう、と思い待ってましたが、
公開して1年で廉価版って、嬉しいような、寂しいような。

さておき、
内容的にはCIAのエージェントだった主人公がTENETという組織にスカウトされ、
第三次世界大戦を防ぐべく活躍する物語です。
と、ここまで聞くと良くあるアクション映画なお話なんですが、
第三次世界大戦のきっかけとなるのが時間を逆行する装置で、
それを使って未来の誰かが現代の武器商人と手を組んで人類を滅ぼそうとしている、
という時間もののSFだったりします。

時間の順行と逆行が同時に映像で表現されるのは凄いと思いましたが、
え?今どっち?とちょっと見失ってしまう部分もありました。

この映画を初見でわかりづらくしているのはこの時間を逆行させる装置で、
前半は正直よくわからないまま強引に話が進んでいるように見えます。
その中で、不自然に起こっている現象が後半への伏線というか、
後半を見て初めて、あ、そういうことか、と納得できました。

そして、物語を不思議なものにしているもう一つの仕掛けは、
多分、主人公の名前が一度も出ないことだと思います。
これは、意図があってのことだろうし、それを想像するのは面白いんだけど、
少しモヤっとしたものが残ってはしまいます。

故に難解な映画という評価をする人もいるんだと思いますが、
時間ものといえばタイムトラベル・タイムリープが多い中、
時間逆行に目をつけ、それを映像で表現した、という点で
この映画は素晴らしいと思いました。

個人的に気になったのは、
敵の性格や行動、考えがあまりに小物っぽかったところ(^^;
あまり壮大になり過ぎても話の収拾がつかなくなるだろうけど、
映像や仕掛けに比べてちょっと薄っぺらい気がしました。

物語がもうちょっと濃ければ・・・でもまぁそれじゃ映画では時間が足りないか。
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やっちゃいなよ。 [映画]

子供の頃に読んだ小説が映画化されたので観に行ってみました。
Scan2021-06-25_215413.jpg
いや、まぁガンダムなんですけどね。(^^;
逆襲のシャアの後、
ブライト・ノアの息子、ハサウェイがマフティー・ナビーユ・エリンとして、
地球連邦軍と対峙していくお話です。

・・・まぁ悲しい結末は知っていますけど、
そこまでの過程をどう描くのか、というところが楽しみです。

今回は小説の上巻くらいで終わっていたので、映像も三部作なんでしょうね。
変に編集されたら・・・と思っていたけど、
逆に上巻だけならボリュームは薄いからこれはむしろ
原作よりエピソードが濃くなっている印象です。



映像も綺麗で良かったんですが、MS戦闘シーンが夜だったので
ペーネロペーやΞガンダムがはっきり見えなかったのが残念。
これはシーンの問題なので仕方ないですけどね。
ペーネロペーの発音がなんかペネロペーに聞こえて、
どうしても気になるんですが・・・(^^;

ギギはどうしても原作の挿絵の印象が記憶にあるからか、
見た目も振る舞いももうちょい幼いイメージだったけど、
よく考えたらどこぞの伯爵の愛人なのであんまり幼いのもまぁ・・・アレだし(w
こっちの方が合っている気はします。

逆にケネスは連邦の大佐だし、もう少しおっさんなイメージでしたが、
ギギを口説いてる時点であんまりおっさんでもなぁ・・・
と考えるとこれもまた妥当でしょうね。

個人的には原作で描写のなかったところをうまく補完していて、
新作としても純粋に楽しめました。

コロナ禍でそもそもの上映予定が延期になってましたが、
続編はどうなるんでしょうね。期待はしたいですが・・・


そういやハサウェイの中の人、変わったのかー、と思っていたら、
前の人、別の役で出演されてますね。

賛否ありそうですが逆襲のシャアのハサウェイが13歳だったにしても
もう30年以上前の作品だし、
年齢に応じた役にシフトして参加されるのは面白いと思います。
つか、流石に観客のおっさん率も高いなぁ・・・まぁ自分もその一人なわけですが(w
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ドラカリス。 [映画]

このコロナ下で入ってしまったAmazonプライムをなんとか有効活用しようと
いろいろ利用しているわけですが、
プライムビデオで前から気になっていた海外ドラマを見つけ、
長編と知りつつもついつい見始めてしまいました。

ゲーム・オブ・スローンズ コンプリート・シリーズ (初回限定版) [Blu-ray]

ゲーム・オブ・スローンズ コンプリート・シリーズ (初回限定版) [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
  • 発売日: 2019/12/04
  • メディア: Blu-ray


架空のウェスタロス大陸を舞台に、7つの王国とそれに関わる人々が、
七王国統一王朝の鉄の王座を巡って争うお話です。

ウェスタロスは中世のイギリスがモデルになっているようで、
狭い海を隔てた向こうのエッソス大陸も出てきますが、
こっちはヨーロッパ・北アフリカの地中海沿岸あたりがモデルですかね?
物語もその辺りの歴史をモデルにしたと思われる設定や話が多く、
中世ヨーロッパに魔法やドラゴン・巨人などの架空のものが実在する感じです。

元は「氷と炎の歌」というファンタジー小説が原作ですが、

七王国の玉座〔改訂新版〕 (上) (氷と炎の歌1)

七王国の玉座〔改訂新版〕 (上) (氷と炎の歌1)

  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2012/03/31
  • メディア: 文庫


2011年から2019年までテレビドラマシリーズとして放映され、
原作とはちょっと異なりながらも原作を追い越し(^^;
8シーズン全73話と長期放映された人気シリーズですね。

中心となる人物はいますが主人公は1人というわけではなく、
レディより剣を選んだアリア、冥夜の守り人として北の守りにつくジョン・スノウ、
他大陸に逃れた王女デナーリス、小鬼・ティリオンなど、
色々な人物の視点で物語が進んでいきます。

最初は、ロードオブザリング的なファンタジーを想像して見始めたんですが、
第一話から双子の姉弟で不倫しだすわ、
真っ最中を目撃した子供を塔から落として半身不随にするわで、
なかなかにダークなファンタジーでした。(^^;

娼婦はべらして豪遊したり、男同士、女同士有り、
かと思えば戦闘では普通に頭が吹っ飛ぶし、生きたまま焼かれてるし、
ええ、お子様にはマジで見せられないやつです。(w

とはいえ、物語としては複雑ながらも面白く、
終盤でのホワイトウォーカーとの決戦で集合する場面では各地から人が集まり、
ここで再会するんか・・・とちょっと込み上げるものがあったりしました。
登場人物は多いけどそれぞれに物語があり、
それでいて重要人物そうでも無慈悲に暗殺されたりして、
先が気になってついつい見続けてしまいました。

映像もこれを73話ってどれだけ金かかってんねん、と思うレベルで凄いです。
特に戦闘シーンの迫力は素晴らしい。
もちろん、CGなどはふんだんに使われていると思うけど、
そんなこと考える余裕もなく引き込まれます。

つか、プライムビデオだと最後のシーズン8のみ別料金でしたが、
シーズン7まで観たら最後まで観ちゃうよね、そりゃ。(^^;;

最後は・・・物語的にも展開速度的にも賛否両論あるところですが、
ダラダラと戦闘シーンを引き延ばされるくらいなら
これで良かったのではないかと思います。
そもそも原作が完結してないし(^^;;;


ファンタジーが好きで、
ダークな描写・映像に抵抗がなければ、
全シーズン追いかけるのは大変だけどこれはとても楽しめる作品だと思います。
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いい質問だ。 [映画]

何年経とうが、映像が古くなってこようが、
かっこいいモノはかっこいいと思います。

というわけで、昔観ていて、最近DVD-BOXで全シーズン購入・視聴し終わった作品を。

冒険野郎マクガイバー フルシーズンセット<トク選BOX>

冒険野郎マクガイバー フルシーズンセット<トク選BOX>

  • 出版社/メーカー:
  • メディア: セット買い


ちょうど自分が高校生か大学生くらいの頃ですかね、
深夜にテレビで放映されていてそれを観ていました。

決して格闘技の達人ではないので相手にボコボコにされることもあるし、
銃が嫌いで相手から奪ったら汚いモノを扱うようにすぐ捨ててしまう。
それでもビクトリノックスのアーミーナイフと身近にあるものを使い、
知恵を絞って目の前の事件を解決していくところがとても痛快なドラマです。

だいたいが1話完結で、
海外の諜報活動から遺跡発掘、犯罪捜査、青少年の更生に環境問題、
夢オチの西部劇や中世など物語の振れ幅もなかなかですが(w
時には過去のシーズンの味方・敵が再び出てきたりと繋がりも見せながら、
シーズン7まで続きます。

自分がよく観ていたのはおそらくシーズン4・5あたり、
ほとんど忘れちゃってましたがそれでも何話か記憶に残っていました。
まぁ、20年以上前になりますしね(^^;;;

で、結局最終回はどんな話だったんだろう、と気になっていたんですが、
本来の最終回的な話は一つ前、
なんとマクガイバーの息子が出てきて一緒に旅に出る、という話です。
最後に演じたリチャード・ディーン・アンダーソンのメッセージも流れたし、
これはこれで収まりのいい最終話だったと思いますが、
実際に最後に放映された話が次にあり、
これはジャック・ダルトンに巻き込まれて
これぞマクガイバー、というような事件を解決する話でした。

撮りためていた回が残っていて最後に放送したのか、
ジャック・ダルトン無しの最終回がなんてやっぱりありえなかったのか(w

まぁとにかく全シーズンを観終わり、映像としてはもちろん古いですが、
やっぱしマクガイバーはかっこいいなぁ、と思いました。


で、自分はフルシーズンセットで買ったわけではなく、
1シーズンずつ買っていきました。

というのも最初にDVD BOXになったのが2005年、
その時は1シーズン2万円近くしたのでシーズン1、2まで頑張りましたが、
懐がそれ以上続きませんでした(^^;

それが最近、どうやらマクガイバーがリメイク、
というかリブートという形で放映されているらしいと聞き、

マクガイバー DVD-BOX PART1(6枚組)

マクガイバー DVD-BOX PART1(6枚組)

  • 出版社/メーカー: パラマウント
  • メディア: DVD


改めて最近、旧作を検索してみると・・・なんとトク選BOXとして
1シーズン4千円程度で2012年頃に再販されているじゃないですか!?
それを知って、15年振りになりますか、続きのシーズン3から買い始め、
シーズン7まで購入にいたりました。
IMG_20191123_105133.jpg
ちょっとバランス悪いですけど、収録内容は変わらないので
さすがにシーズン1,2は買い直しせずです。


今放映している新しいマクガイバーは、
実は夏のイギリス旅行の時に機内で観れたのですが、
たぶんオランダ語(^^;;;字幕版しかなく、しかもシーズン途中でよくわからずでした。
機会があれば一度いちからちゃんと観てみたいですな。
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ここにいて。 [映画]

GWは人が多いので基本的に遠出をしないことにしているので、
買って積んでいた本や映像の消化をしています。

というわけで、某家電量販店が安売りしていたなかに
気になった作品が紛れていたので買って・・・
積んでいた(^^;ので視聴しました。

エクス・マキナ [Blu-ray]

エクス・マキナ [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
  • メディア: Blu-ray


検索エンジンの世界シェアNo.1ブルーブック社が開発したAI
「エヴァ」をテストするため、
同社でプログラマーとして働くケイレブが、社長ネイサンの別荘に招かれるお話。

ブルーブック社はGoogleがモデルっぽいですが、
社長のネイサンはむしろAppleのジョブズみたいな雰囲気です。

AIといっても「エヴァ」はもうすでにアンドロイドで、
これは演じたアリシア・ヴィキャンデルの力もあって、
人造物っぽい美しさとAIによる人間らしさが素敵です。

・・・いや、これは非常に面白い作品でした。

猫も杓子もAI、AI・・・と連呼する昨今ですが、
本来のAIの行きつく先はこういうところのはずで、
それを閉鎖空間・少人数の環境で、クールでスリリングに表現されています。



※以下、多少ネタバレがあるかもしれません。

テストはセキュリティのかかった僻地の別荘で行われ、
ケイレブ、ネイサン、キョウコ、エヴァの4人(?)で進みます。

テストや駆け引きはブレードランナーにも近い感じもしましたが、

ブレードランナー ファイナル・カット [Blu-ray]



こちらの方が現代の延長線上で現実味があります。

結局、試されていたのはAIなのか、人なのか。

ある意味怖い話でゾクゾクしたけれど、ホラー映画的な気味の悪さは残らないです。
(自分、ホラー映画は苦手なので・・・(^^;;;)

ちょっと、おや?となったのは、
別荘にかけられたセキュリティのキーがカードだったところ。
ここまで高度な技術力があるなら普通、生体認証でしょ、と思いました。
これが物語のキーにもなったので、あえて作った隙なんだろうけど・・・


わりとお手頃価格になっていますので、
SFが好きでAIに興味がある方はぜひ観てほしい作品です。
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牛の肝臓を食べたい。 [映画]

夏休みも終わり、
いろいろ仕事のドタバタに巻き込まれて不愉快極まりない今日この頃。

ちょっと気分転換、
去年観た映画の続編が公開されたので観にいってみました。



前作もそうでしたが実写ならではのアレンジや笑いを混ぜつつ、
原作の話を少し流れよく変えながらも、
良くも悪くも銀魂をしている作品になっていますな。

今回は、将軍のお忍びキャバクラから始まって、
真選組の話へとつながります。
正直、どちらも某動画配信サービスで見たことありますが、
特に将軍のキャバクラのところは無駄に再現率が高くなかなか笑えました。

橋本環奈の神楽は相変わらずムチムチでしたが(^^;
今回初登場の夏菜のさっちゃんも、
こちらはまた違う意味でムチムチで、いやこれは悪くない(w
登場人物に女性は少ないながらもいいところをついていると思います。

後半に進むにつれ展開はある程度シリアスになりますが、
一応時代劇風なので本来は見せ場でもある戦闘シーンが
ちょっと長くてしんどく感じたかなー。
でもまぁ、前回同様そういう作品だと思っていれば、
それなりに笑えて楽しめる作品だと思います。

今回もレイトショーで観ましたが相変わらず女性客の方が多い感じですね。
つか、そろそろ劇場でマダオを見せてほしいなぁ・・・
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まるでダメなおっさん。 [映画]

漫画が原作の実写映画なので失敗するかなー、
と思っていた映画が意外と評判が悪くないようなので、
久々に映画を観に行ってみました。

『銀魂』映画前売券(一般券)(ムビチケEメール送付タイプ)

『銀魂』映画前売券(一般券)(ムビチケEメール送付タイプ)

  • 出版社/メーカー: ムビチケ
  • メディア: Video Game


週刊少年ジャンプで連載の『銀魂』、
冒頭は第一話や将軍のカブトムシのエピソードを混ぜながら、
紅桜編を実写映画化した作品です。

まぁアニメでも映画化している話ですし、
自分もそっちを動画配信サービスで観たこと有るので、
物語としては今さらですが、
実写なりのアレンジやギャグが入っていてところどころでクスっと笑えました。

ただ、初見で普通に映画として観ると
天人とか着ぐるみ感満載だし紅桜なんかのCGも微妙に見えるし、
ちょっとしんどいかなーと。

漫画やアニメの銀魂を知っていれば
まぁそのノリを良く再現されてて、こんな感じかなーとは思いますが。

キャストも、ダメかと思ってたら意外とよかったですね、
特に女性陣は予想以上にはまっていた気がします。
正直、橋本環奈はかわいいと思うけど神楽はどうか・・・と思ってましたが、
菜々緒・また子とのやり取りとかうまいこと再現されてました(w
つか、橋本環奈ってあんなにムチムチだったっけ?(^^;


自分は平日のレイトショーで観ましたが、
女性客の方が多かった気がします。
・・・やっぱし腐っている女子の方が多いんだろうか?(^^;;;

まぁすごく面白い、というわけではありませんが(w
銀魂がそういうノリの作品だと理解がある人なら、
レイトショーでビール飲みながらまったり観るぐらいが一番楽しめる気がします。


そうそう、マダオが出ていないのはとても残念でした。(w

想像もしないような偉業を成し遂げる。 [映画]

日本で公開されたら観に行こうと思っていたのに
すっかり忘れていた映画を観に行ってみました。

『イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密』
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この副題のセンス、どうにかならんかねぇ・・・(^^;;;

時は第二次世界大戦、
ドイツ軍の無線連絡に使われる暗号・エニグマを解読するために
英国政府に招聘された一人・数学者アラン・チューリングの生涯を
描いた物語で、アカデミー賞の脚色賞も受賞しています。

チューリングは実在した有名な数学者なので
知っている人はその結末もまぁわかっているお話。

自分も前に読んだサイモン・シン著『暗号解析』上巻の中で
少し触れられていたので知ってはいましたが、
その功績の大きさに反しての不遇をどんな感じで描くのか、に興味がありました。

でも、アラン・チューリングって誰?エニグマって何?っていう状態で観に行くと
ちょっとしんどい映画な気もしました。

実際に上映後に「しんどかった」的な女性の声も聞こえましたし。

戦争に勝利するためとはいえ、
ドイツの暗号を解読することが目標でその過程にしても
エニグマにしてもクリストファー(ボンブ)にしても絵面が地味だし(^^;
暗号解読に成功してもそれを知られる・称賛されることさえ許されず、
その後は今の欧米では考えてにくい罪状で捕まったり、
事実だしそういう時代だったからなんですけど・・・

逆に、戦争でドンパチやってた裏での情報戦の部分でもあるので
その辺りに興味がある人にとっては楽しめる映画だと思いました。
もちろん、多少の脚色はされていると思うのでその辺は踏まえて、ですけどね。
アカデミー賞の脚色賞もとってますし(^^;

自分は興味がある分野だしそういうとこも含め楽しめましたけど、
人によってかなり感想が分かれそうな気がします。