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基本は性善説。 [本]

ちょっとイライラ、な今日この頃。

継続は力なり、とはいいますが、
惰性で続けているだけだと腐るだけですね・・・ホント疲れます。

まぁそんな時は気晴らしに限ります・・・まぁいつものことですが(^^;
で、やっぱり買ってしまった。

銀翼のイカロス

銀翼のイカロス

  • 作者: 池井戸 潤
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2014/08/01
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


電子書籍で購入しましたが、発売日当日に読み終えてしまいました。
読み出すと止まらないんですよねぇ・・・

で、ロスジェネの逆襲の最後で出向解除され、東京中央銀行に戻った半沢が、
今度は経営再建を目指す帝国航空の担当になり、
政権交代したばかりの新政権が発足させた
帝国航空再建のためのタスクフォースと対峙するお話です。

・・・まぁかなりわかりやすいというか、
帝国航空はJAL、新政権は民主党政権で、JAL再建の話がもとになっています。
タスクフォースを発足させたのが高圧的な態度の女性の国交大臣・白井、
その後ろに控える大物議員が・・・
読んでたらモデルになったであろう議員がすぐ頭に浮かぶと思います(w

なので、今回は銀行内部のみならず
航空会社再建の話を利用しようとする政治家達との対決にもなります。

ちょっと話が大きすぎるような気もしますが、
展開的にはいつもの通り危機的な状況に陥るも
半沢とその協力者たちの機転を利かせた行動でなんとか乗り切り、
最後は・・・という気持ちの良い話にはなっています。

あと、官僚に対して敵対的な言動の多い政権だったせいもあって、
金融庁の黒崎の動きにも、
少しヒントらしきものがまじっていたり。
まぁ従来通り嫌味な部分の方が圧倒的に多いですが(w
つか、もうどう読んでも片岡愛之助のしゃべりで台詞が脳内再生されますね(^^;

難しい題材でもサクサク読み進められる読みやすさと痛快さは変わらず、
ただ今回はちょっと痛み分け的に去る人もいるので、
この穴が次回作でどう生かされるのか楽しみではありますね。
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