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嫁をもらうに美醜は問わぬ。 [本]

正直ちょっと気持ちが落ちていた今日この頃。

こんな時にはいつもなぜか急に、
旧い友人から「飲みに行こう」とお誘いが。
普段はぜんぜん連絡してないんだけど・・・
友人は少ない方だけど案外恵まれているのかなぁ、
などと柄にもないことを思ったり。

まぁ、絶え間なく私が沈んでいるだけかもしれませんが(w

さておき、
ずっと気になっていた作品が文庫化したので購読。

村上海賊の娘(一) (新潮文庫)

村上海賊の娘(一) (新潮文庫)

  • 作者: 和田 竜
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2016/06/26
  • メディア: 文庫


「のぼうの城」や「忍びの国」の和田竜さんの小説で、すでにコミカライズもされてます。

瀬戸内の海賊・能島村上の長の娘で、
悍婦で醜女、と評され嫁の貰い手がないが男勝りな性格・腕前の景(きょう)が、
織田信長と石山本願寺の争いの中で活躍する話・・・のはずです、ええ(^^;

まだ1巻読み終わったところなんですが、
痛快に活躍、というより好き放題暴れてる感の方が強く、
そのうえ嫁の貰い手がないのにやたらと男の好みが細かったりと、
若干めんどくさい方の女・・・海賊です(w

醜女、と表現されてますが、
180cmと背が高くて目鼻立ちが南蛮人っぽい・・・
ということで外国人とのハーフなイメージですかね。
なので、その時代の日本人の美人像からはかけはなれていますが、
南蛮人に縁の深い土地へ行けばえらい別嬪さん、
本人もそう言われるのを期待して勝手に大阪へ行ったり(^^;;;

ちなみにこの景は架空の人物のようですが、
親・兄弟は実在した人物、信長と本願寺の戦いも史実にあったものなので、
その中でこの困った女海賊をどうやって活躍させていくのかは楽しみなところです。
あと毛利家の出番も多いので、
自分はその昔の大河ドラマ・毛利元就のイメージで読んでますね。

で、この本を読んで初めて知りましたが、
村上海賊って能島・来島・因島の3家に分かれてたんですな。

因島の水軍城には10年前に一度行ったことがありました。
DSCN0101.JPG
あの時は予備知識なしで、レンタサイクルでたまたま途中に立ち寄っただけだったし、
機会があればしまなみ海道にもまた行きたいなぁ・・・


ちなみに6月には上巻部分の1・2巻同時発売で、
今月末には下巻にあたる3・4が発売されるようです。

村上海賊の娘(二) (新潮文庫)

村上海賊の娘(二) (新潮文庫)

  • 作者: 和田 竜
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2016/06/26
  • メディア: 文庫


はよ2巻も読まんとね。
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