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辞書がちがう。 [本]

行きつけだったけカフェが12月の頭に閉店してしまい、
余暇を持て余してしまう今日この頃。

多分、10年近く前からかなぁ・・・
別に毎日通ってた、とかではないけど、
資格試験受ける前とか週2・3日は行って勉強してたっけ。

最初の頃からしたら店舗拡張もしてたし別の店も出してたし、
結構人気店に見えたんですが、
自分も含め長居する客が多そうだったから回転率悪かったのかな?

仕方ないのでとりあえず家で読書です。

キャロリング (幻冬舎文庫)

キャロリング (幻冬舎文庫)

  • 作者: 有川 浩
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2017/12/06
  • メディア: 文庫


クリスマス倒産が決まった会社の同僚で元恋人の二人が、
両親の離婚危機に悩む少年の願いに応えようとして、
いろいろな出来事に巻きこまれていくお話。

1章の前で後半のクライマックスを持ってきて、
さらに1章でいろいろ詰め込んで盛り上げての展開、
最終的にはオッサンにはちょっと恥ずかしい恋愛モノでまとまりますが(^^;
個人的にはそういう最初のつかみ方の素晴らしさが
有川作品をつい手に取っちゃう要因です。

ちょっとマニア受けしそうなセリフ回し・掛け合いもいいですね。
お前が求めてるのはどこの時空の完璧超人だ、とか(w
身近にいたら事案発生になりそうなベンさんの(^^;
かわいいものに対する熱弁などは・・・ちょっとおかしいくらいです(w

倒産・離婚・家庭内暴力・借金・身代金・・・と重いワードが並ぶんですが、
結果、すべての人にハッピーエンドではないけれど、
悪者にも悪者なりの、
それぞれに先のある気持ちの良い物語でした。


まぁ最近気持ちがかなりささくれ立っていますので、
そんな物語を読むくらいの方が精神衛生上良いかもしれません。
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