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会議。 [本]

相変わらず、会社で不愉快な思いをさせられる今日この頃。(^^;
一生懸命問題解決しても、結局くたびれもうけだもんなぁ・・・
でも、だからこそ会社が舞台の小説を面白く読めるのかもしれません(w

七つの会議 (集英社文庫)

七つの会議 (集英社文庫)

  • 作者: 池井戸 潤
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2016/02/19
  • メディア: 文庫


大手電機メーカー・ソニックの子会社・東京建電とその周辺を舞台に、
会社が隠していたひとつの秘密に迫る物語。

定例会議・経営会議・環境会議・・・と各話異なるまさに七つの会議がテーマで、
その参加者である各話の主要人物の過去まで交えた
短編集っぽい章立てで読みやすいうえに、
これが会社の抱えた秘密へつながる物語としてちゃんとつながっていて、
他の池井戸作品同様、一度読み始めると止まらなくなり、
文庫としては厚みがるように見えますが
結局一日で読み終えてしまいました。

正直、下請け企業の話になって、あれ?って思ったらそれが
物語の重要なキーになっていたり、
退職前の女性社員が提案したドーナツの話になって、は?と思ったらそれが
物語をつなぐ小道具として最後まで活きていたり、
この仕掛け方には本当に飽きることがなく、ページをめくる手が止められません。

世の会社にはよくある・・・と思いたくない秘密を巡り、
恨みつらみや社内力学が働いて揺れ動きながらも、
結果、池井戸作品らしいある程度パワーバランスが影響しつつも、
腑に落ちる結末へとつながります。


一応会社勤めしている身としては、
会社には有象無象の会議があって、それに参加せにゃならんわけです。
そんな大半の参加者は辟易している舞台をうまくテーマにしてます。
そして、ばれなければ正義的に隠蔽される秘密、
誠実な人や真面目な人がバカを見る体質、
小説だから描かれ方は極端かもしれないけれど、
どこの会社にも多かれ少なかれある問題なんですよね・・・。

そういうとこ、さすがサラリーマンのツボをついてくるなぁ。


と、年始辺りに話題になっていたノートをついつい購入。

ナカプリバイン 水平開き 方眼ノート A5 5mm罫 30枚 5冊セット

ナカプリバイン 水平開き 方眼ノート A5 5mm罫 30枚 5冊セット

  • 出版社/メーカー: 有限会社中村印刷所
  • メディア:


家族経営の印刷会社が特許を取って作ったはいいが、
宣伝できなくて在庫を抱えているので孫娘がTwitterで宣伝、
口コミで売れまくったという方眼ノートですね。

自分も方眼のノート好きなんで気になってました。
最近ようやくAmazonで在庫有りになりましたけどいきなり5冊はなぁ・・・
と思っていたら行きつけの家電量販店の文具コーナーにて、
ようやく単品の現物を見つけたので迷わず購入。
WP_20160228_00_05_22_Pro_LI.jpg
自分が購入したのはA5サイズ、230円也。

そして話題の見開き。
WP_20160228_00_05_52_Pro_LI.jpg
おお、確かにこれはページが水平に開いて、使い勝手良さそうですね。

値段が大手文具メーカーのものよりやや高い感はありますが、
正直そもそもの単価が安いものだし、
利便性を考えると大いに有りなノートです。

方眼好き(?)だったり、
ノートに書いた内容をスキャンしたい方はかなりお勧めです。
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