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働かない者は去れ。 [本]

仕事って難しいなぁ・・・とは常日頃から思っているわけで、
でも難しいと感じている理由の大半は人の問題です、自分の場合は。

さておき、本屋で目があった小説を購読してみました。

ブラック企業に勤めております。 (集英社オレンジ文庫)

ブラック企業に勤めております。 (集英社オレンジ文庫)

  • 作者: 要 はる
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2016/11/18
  • メディア: 文庫


イラストレータになる夢をあきらめ、
地元のブラック企業に事務員として採用された夏美が、
そのなかで起こるいろいろいろなトラブルに巻き込まれるお話で、
その中でいい感じの男性(しかも弁護士)と偶然知り合い、
仲良くなっていく・・・的な、
その辺は女性向けな都合のいいお話もありつつ(^^;

レーベル的には先日購読した『これは経費で落ちません! ~経理部の森若さん~』と同じく集英社オレンジ文庫なので、
まぁある程度わかっていたことですが、
その辺は荒んだオジサンには若干しんどいです、ええ。(^^;

で、舞台がブラック企業でトラブル・・・ではありますが、
ややこしいお客さんと契約で揉めたり、
アレな新人や鬱な社員とのやりとりだったり、
それほど闇の深い話でもないです。
最後だけ若干やりすぎ感はありますが・・・
なので、それなりに楽しめますが、
タイトルから期待するほどブラックじゃなく、
全然ゆるーいお話で気楽に読めます。

つか、自分も若かりし頃に世間的にはブラック企業扱いされている会社に
勤めていたことがありますが、
経験者からすると舞台となる企業の状況は割と普通の企業に見えます(w

なので、ホントにきついブラック企業に勤める人にはお勧めできません(www


まぁ、ブラック企業の定義も難しいですね。
今話題のD通さんなんかは体質的にはブラックでしょうけど
報酬的には全然ブラックじゃない金額をもらっているだろうし、
ホワイトな大企業なんて大抵は
子会社や下請に苦労を押し付けたうえでの働きやすい環境だもんなぁ・・・
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