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無知は我々の武器。 [映画]

今度はBlu-rayで映画です。

TENET テネット [Blu-ray]

TENET テネット [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
  • 発売日: 2021/08/18
  • メディア: Blu-ray


映画館へ観に行くかどうか迷ってたんですよね。
ただ、当時は今よりコロナが得体の知れないものだったし、
観た人の感想を読むと初見ではわかりにくい、という感想が多かったし、
これはBlu-rayになってからゆっくり見よう、と思い待ってましたが、
公開して1年で廉価版って、嬉しいような、寂しいような。

さておき、
内容的にはCIAのエージェントだった主人公がTENETという組織にスカウトされ、
第三次世界大戦を防ぐべく活躍する物語です。
と、ここまで聞くと良くあるアクション映画なお話なんですが、
第三次世界大戦のきっかけとなるのが時間を逆行する装置で、
それを使って未来の誰かが現代の武器商人と手を組んで人類を滅ぼそうとしている、
という時間もののSFだったりします。

時間の順行と逆行が同時に映像で表現されるのは凄いと思いましたが、
え?今どっち?とちょっと見失ってしまう部分もありました。

この映画を初見でわかりづらくしているのはこの時間を逆行させる装置で、
前半は正直よくわからないまま強引に話が進んでいるように見えます。
その中で、不自然に起こっている現象が後半への伏線というか、
後半を見て初めて、あ、そういうことか、と納得できました。

そして、物語を不思議なものにしているもう一つの仕掛けは、
多分、主人公の名前が一度も出ないことだと思います。
これは、意図があってのことだろうし、それを想像するのは面白いんだけど、
少しモヤっとしたものが残ってはしまいます。

故に難解な映画という評価をする人もいるんだと思いますが、
時間ものといえばタイムトラベル・タイムリープが多い中、
時間逆行に目をつけ、それを映像で表現した、という点で
この映画は素晴らしいと思いました。

個人的に気になったのは、
敵の性格や行動、考えがあまりに小物っぽかったところ(^^;
あまり壮大になり過ぎても話の収拾がつかなくなるだろうけど、
映像や仕掛けに比べてちょっと薄っぺらい気がしました。

物語がもうちょっと濃ければ・・・でもまぁそれじゃ映画では時間が足りないか。
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